日本酒には様々な種類があり、気分に合わせて種類を変える方もいらっしゃると思います。
日本酒は飲み方を変えることで、同じ種類でも違った味わいを楽しめます。燗酒(かんざけ)は、日本酒の1つの楽しみ方です。
燗酒(かんざけ)とは「温めた日本酒」のことです。温度によって味わいが変化する燗酒(かんざけ)は、名称もそれぞれ異なります。
一般的に知られている燗酒(かんざけ)には、30℃近辺の日向燗と呼ばれるものから、55℃近辺の飛切燗(とびきりかん)と呼ばれるものまであります。
燗酒(かんざけ)を飲む時に利用される徳利には冷めにくい性質がありますが、それでも徐々に温度が下がっていきます。
また、盃に燗酒(かんざけ)を入れる場合、徳利に比べて早く冷めていきます。そのため、数十秒で一気に下がってしまうことも珍しくないのです。
燗酒(かんざけ)と一緒に肴をいただくのであれば、肴にもこだわりたいものです。燗酒(かんざけ)とともに肴を楽しむ場合、お酒と肴の温度差を極端にしないことがポイントです。温かい燗酒(かんざけ)には温かい料理を、温度の低い燗酒(かんざけ)には冷たい料理を合わせると良いでしょう。
燗酒(かんざけ)の種類に適した料理を組み合わせることで、温度差の違和感を抱くことなく楽しめます。
人によって好みの温度は様々で、日本酒の種類によっても相性の良い温度は異なります。
また、お酒を飲む時の体調や気分によっても、味の感じ方は変わってきます。お酒と温度のバリエーションを考えながら、燗酒(かんざけ)の世界を広げてみてはいかがでしょうか。燗酒(かんざけ)と肴を一緒に楽しみたい方におすすめしたいのが、燗銅壷(かんどうこ)です。燗銅壷(かんどうこ)は、お酒の湯煎と肴の加熱調理を同時に行えるとても便利な道具です。燗酒(かんざけ)と肴を同時に準備できる燗銅壷(かんどうこ)を1つ持っているだけで、お酒の時間を有意義に過ごすことができます。
匠屋では、職人が一つ一つ手作業で完成させた燗銅壷(かんどうこ)を、通販にて提供しております。ガスコンロやカセットコンロで温めることができるため、手軽に燗酒(かんざけ)を楽しむ方法として活用いただけます。燗銅壷(かんどうこ)の他にも、銅製・アルミ製の鍋もご用意しておりますので、調理器具としてご活用ください。