昔から変わらない雪平鍋の便利さ

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「日本のキッチンでお鍋の定位置と言えばシンクの下」

シンク下は鍋、フライパン、卵焼き等調理道具達の

場所取り合戦が繰り広げられています。

各メーカーの様々な調理道具が激戦を繰り広げる中、

そのシンク下で一番手前の良い位置にあるのが雪平鍋。

意識して手前に置いている訳じゃありません。

自然と手前になっているだけ。

便利だから使用回数が多い、だからシンク下の手前が

必然と雪平鍋の場所になるのです。

 

「売れ筋ナンバーワン」

その雪平鍋ですが、うちのHPで一番売れてます。

うちの奥さんもこれだけは手放せないと言っている一品です。

汁物、煮物もこれ一つでOK。

正に万能鍋、キッチンでは主役と言っても過言ではありません。

うちの雪平鍋は「姫野作雪平鍋」です。

昔ながらの手作りで出来ています。

鍋の表面に見える凸凹は手作りの証、1つ1つ金槌で職人が

叩いています。叩く理由は2つあり、1つは叩いて強度を高めて

いること、もう1つは叩くことによりお鍋の表面積が増えることです。

表面積が増えることでお湯を沸かすのが早くなります。

アルミ製で約1500回、銅製では約3000回叩いています。

鍋底の縁に至ってはお鍋を使う上で一番ぶつけられ酷使される箇所

なので念入りに叩きます。

こうして丁寧に作られた雪平鍋は何年でも持ちます。先日40年前の

雪平鍋はを見ましたが、まだまだ現役そのものでした。

 

「世界に一つの雪平鍋」

カーン、カーン、カーン、カーン

規則正しいリズムで叩いてるんですが、

それはまさに職人技。

こんな風に作業しています。
こんな風に作業しています。

職人の姫野寿一氏に聞くと、その職人によって槌目は全然違うらしいです。

槌目が粗い人、細かい人、強い人、弱い人色々いているとのこと。

つまり今takumiyaで取り扱っている雪平鍋は姫野さんしか作れないお鍋です。

その日によって体調もあるので、厳密に言えば槌目も変わってくるかも。

そう思えば手元に届いた商品は世界に2つとないあなただけのお鍋です。

ちょっと大げさかもしれませんが、そんなことを思って取り扱っています。

姫野作雪平鍋

http://www.takumiya.net/nabe.html