前のブログを見て下さった方はわかると思いますが、
今日も、あなたのお仲間に入れていただくための修行にいそしんでいる私、RENです。
突然ですが、あなたは調理した後の雪平鍋をどうしていますか?
え?なになに?
すぐ調理した物を器に盛り付け、お鍋はすぐ中性洗剤をつけたスポンジで洗ってるよ
ですって!
正解!
私はというと、

ババーン!
冷蔵庫にIN、そして放置。(雪平鍋をGETし持ち帰った日の話です)
そんなことを知らない同僚が、
「鍋を冷蔵庫に入れたりする人がいるんだよ。でも、鍋は調理したらすぐに食材取り出して洗うっていうのが本来の使い方だから。そこが…」
って言うじゃありませんか!
「そうですよねー」
と言いながら、冷蔵庫に想いをはせ、あせる。
姫野作.にご縁をいただきながら、お鍋のことを何ひとつ知らないどころか、使えればなんでもいいと思っていた今までの私。
取っ手のとれる〜
だから、
セーフ
と心の中で言い訳をしながら、
姫野作.雪平鍋の正しい使い方を聞いてみました。
それが、こちら⬇︎
一般の雪平鍋の多くはアルマイトやフッ素樹脂で表面加工されていますが、姫野作.は表面加工をしていません。
アルミニウムは酸素と非常に結びつきやすい性質を持っており、その性質により保護力の強い酸化皮膜というものを形成することでさびにくい金属になっています。
ですが、酸化皮膜はアルマイトやフッ素樹脂ほど強くないので、通常の調理でやぶられ、さびることがあります。
そのために、
「アルマイトに似た皮膜を作ろう!」
というわけで、最初に野菜くずやお米のとぎ汁を沸騰させて皮膜を作るんですね。(こちらは前回のブログを参照して下さい)
1ヶ月に1度ほどこうやって皮膜を作っていただくとより効果的です。
使っているうちにさびてしまった(黒ずんでしまった)という時は、
- レモンの輪切りやリンゴ、クエン酸などを入れて20分ほど沸騰させてから、スポンジで洗う
という方法があります。
洗った後のすすぎは入念におこないましょう。
その後には、また野菜くずやお米のとぎ汁で皮膜を作ってあげてください。
アルカリには弱いので、重曹は使えないことを覚えておきましょう。
皮膜を傷つけてしまわないよう、重ねる収納は避けてくださいね。
こがしてしまった時は、
水を入れて1日天日干しをした後、今度は水なしで1日天日干しをします。
するとあまりこすらなくてもコゲが落ちます。
アルミニウムの皮膜を守るためには、洗った後、濡らしたままにせず、しっかり乾かしておくことも大切です。
「取っ手は木だけど洗っていいの?腐らない?」
と疑問に思ったので質問すると、
優しく洗ってふきんでふき、自然乾燥で良いとのこと。
食洗機などは熱でいたむのでやめておいた方が良いですが、同僚は入れても大丈夫だったと言ってました。(いたいた、ここにもめんどくさがりがw)
多少楽しても、姫野作.は許してくれそうです。
わわわ…
多少楽どころか、私には難易度が高そう…
こんなにお手入れできるかしら???
私の雪平鍋がさび・こげた時に実践して、どのぐらいの難易度だったかまたブログを書きますね。
姫野作 .の強度
なぜフタがないの?
なども気になるところなので、こちらも追っていきます。
長くなってきましたので、今回はこの辺りで!